【2023年8月21日〜8月31日】 建築着工統計調査報告(令和5年7月分)
目次
今週は国土交通省発表の建築着工統計調査報告(令和5年7月分)をピックアップしたいと思います。
建築着工統計調査報告(令和5年7月分)【8月31日 国土交通省発表】
- 7月の新設住宅着工は、貸家は増加したが、持家及び分譲住宅が減少したため全体で前年同月比6.7%の減少となった。
- 季節調整済年率換算値では前月比4.1%の減少となった。
【総戸数】
- 新設住宅着工戸数は 68,151 戸。前年同月比 6.7%減、2か月連続の減少。
- 新設住宅着工床面積は 5,377千㎡。前年同月比 8.6%減、6か月連続の減少。
- 季節調整済年率換算値では 778千戸。前月比 4.1%減、2か月連続の減少。
詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)
令和5年7月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果【8月31日 国土交通省発表】
- 民間工事は、製造業、不動産業、非製造業その他等が減少したため、対前年同月比10.0%減少し、4ヶ月ぶりに減少した。
総計は、同8.7%増加し、4ヶ月連続で増加した。
詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)
建設労働需給調査結果(令和5年7月分調査)について【8月25日 国土交通省発表】
- 全国の8職種の過不足率は、7月は1.6%の不足、前月(6月)は1.7%の不足となり、前月と比べ0.1ポイントと不足幅が縮小(前年同月(1.1%の不足)と比べ0.5ポイント不足幅が拡大)した。
- 職種別の状況(原数値)は、全ての職種で不足となっている。また、鉄筋工(建築)の過不足率について、対前年の増加幅が大きくなっている(1.1%→2.7%) が、型わく工(建築)の過不足率については、対前年の減少幅が大きくなっている(4.1%→ 2.0%)。
- 地域別の状況(8職種計)(原数値)は沖縄で均衡、中部で過剰、その他の地域で不足となっている。地域別に過不足率を前年同月と比較すると、関東が1.5ポイントの増で、全国で最も増加幅が大きくなっ ているが、九州が2.1ポイントの減で、全国で最も減少幅が大きくなっている。
詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)