官公庁発表

【2023年9月16日〜9月22日】建設総合統計(令和5年7月分)等

今週は 国土交通省発表の報道資料をピックアップしたいと思います。


建設総合統計(令和5年7月分)【9月11日 国土交通省発表】

  • 建設総合統計は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的とした加工統計です。
    建築着工統計調査及び建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額としてとらえ、これらを工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計しています。
  • 建設業許可業者(約47万業者)の中から、約1万2千業者を対象にして毎月行っている統計調査です。

【今回の計測期間:令和5年7月末時点】

出来高総計

  • 7 月の出来高総計は、4兆4,684 億円 ( 前年同月比 2.7%増 )

民   間

  • 民間の出来高総計 2兆8,559億円( 前年同月比1.6%増 )
    • うち建築 2兆2,886億円( 同1.4%増 )
      • うち居住用1 兆3,623億円( 同0.3%増 )
      • うち非居住用9,263億円( 同3.1%増 )
    • うち土木5,674億円( 同2.4%増 )

公   共

  • 公共の出来高総計 1兆6,125億円( 前年同月比4.6%増 )
    • うち建築 3,447億円( 同9.9%増 )
      • うち居住用 412億円( 同27.8%増 )
      • うち非居住用 3,034億円( 同7.8%増 )
    • うち土木 1兆2,678億円( 同3.3%増 )

詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)


CCUS登録技能者の能力評価基準に解体技能者分野を追加!【9月21日 国土交通省発表】

  • 建設技能者一人ひとりの技能や経験を評価し、保有資格や就業日数に応じて4段階に判定する「能力評価(技能レベル判定)」の対象分野に、「解体技能者」が新たに追加されます。
  • 建設技能者の能力評価制度は、職種ごとの能力評価基準に基づき、建設キャリアアップシステムに蓄積・登録される建設技能者一人ひとりの技能や経験を客観的に評価する仕組みです。
  • 本制度においては、能力評価を実施しようとする専門工事業団体等が分野ごとに能力評価基準を策定し、国土交通大臣の認定を受ける必要があります。
  • 国土交通大臣から基準認定を受けた分野においては、各団体によって同基準に基づき技能者の経験、知識・技能、マネジメント能力に応じて4段階で技能レベルの判定が行われるとともに、技能レベルに応じた建設キャリアアップカード(ゴールド、シルバー、ブルー、ホワイト)が技能者本人に交付されます。
  • このたび、10月2日より「解体技能者」(公益社団法人 全国解体工事業団体連合会)について、能力評価基準が策定され、追加されることとなりました。



    詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)

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  1. (例1)出所:助太刀総合研究所 【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  2. (例2)【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  3. (例3)助太刀