官公庁発表

【2024年5月25日〜2024年5月31日】建設労働需給調査結果(令和6年4月分調査)について【5月27日 国土交通省発表】

今週は国土交通省発表の報道資料をピックアップしたいと思います。


建設労働需給調査結果(令和6年4月分調査)について【5月27日 国土交通省発表】

  • 本調査結果は、令和6年年4月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として調査している。
  • 全国の8職種の過不足率は、4月は1.1%の不足、前月(3月)は1.6%の不足となり、前月と比べ0.5ポイントと不足幅が縮小(前年同月(0.7%の不足)と比べ0.4ポイント不足幅が拡大)した。
  • 東北地域の8職種の過不足率は、4月は2.3%の不足、前月(3月)は0.8%の不足となり、前月と比べ1.5ポイントと不足幅が拡大(前年同月(1.0%の不足)と比べ1.3ポイント不足幅が拡大)した。
  • 8職種の今後の労働者の確保に関する見通し(6月及び7月)については、全国及び東北地域とも「普通」となっている。

【職種別の状況(原数値)】

  • 全ての職種で不足となっている。
  • また、鉄筋工(建築)の過不足率について、対前年の増加幅が大きくなっている(△0.1%→2.0%)が、型わく工(建築)の過不足率については、対前年の減少幅が大きくなっている(1.4%→0.2%)。
  • 新規募集の過不足状況については、6職種計、8職種計が前年同月を上回る不足率となっている。

【地域別の状況(8職種計)(原数値)】

  • 北陸、中部で均衡、その他の地域で不足となっている。
  • 地域別に過不足率を前年同月と比較すると、関東が1.8ポイントの増で、全国で最も増加幅が大きくなっているが、九州が2.1ポイントの減で、全国で最も減少幅が大きくなっている。

【今後の労働者の確保に関する見通し(8職種計)(原数値)】

  • 翌々月(6月)における労働者の確保に関する見通しは、「困難」と「やや困難」の合計が21.0%で、対前年同月(23.9%)比2.9ポイントの下降となっている。また、「やや容易」と「容易」の合計は7.4%で、対前年同月(8.3%)比0.9ポイントの下降となっている。
  • 翌々々月(7月)に関する見通しについては、「困難」が18.1%で対前年同月(18.9%)比0.8ポイントの下降となっている。「容易」は9.7%で、対前年同月(7.1%)比2.6ポイントの上昇となっている。

詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)

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  1. (例1)出所:助太刀総合研究所 【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  2. (例2)【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  3. (例3)助太刀