官公庁発表

【2024年6月1日〜2024年6月7日】建築着工統計調査報告(令和6年4月分)

今週は国土交通省発表の報道資料をピックアップしたいと思います。


建築着工統計調査報告(令和6年4月分)【5月31日 国土交通省発表】

【新設住宅着工】

1.総戸数

  • 新設住宅着工戸数は76,583 戸。(前年同月比13.9%増、11か月ぶりの増加。)
  • 新設住宅着工床面積は5,766千㎡。(前年同月比9.1%増、15か月ぶりの増加。)
  • 季節調整済年率換算値では880千戸。(前月比15.8%増、4か月ぶりの増加。)

2.利用関係別戸数

①持家

  • 持家は17,878戸(前年同月比3.9%減、29か月連続の減少)
    • 民間資金による持家は16,353戸(同3.4%減、28か月連続の減少)
    • 公的資金による持家は 1,525戸(同8.7%減、30か月連続の減少)
  • 民間資金による持家が減少し、公的資金による持家も減少したため、持家全体で減少となった。

②貸家

  • 貸家は34,598戸(前年同月比20.6%増、先月の減少から再びの増加)
    • 民間資金による貸家は32,070戸(同24.5%増、先月の減少から再びの増加)
    • 公的資金による貸家は2,528戸(同13.5%減、3か月連続の減少)
  • 公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。

③分譲住宅

  • 分譲住宅は22,955戸(前年同月比 16.5%増、4か月ぶりの増加)
    • マンションは12,226戸(同 69.0%増、4か月ぶりの増加)
    • 一戸建住宅は10,579戸(同 14.4%減、18か月連続の減少)
  • 一戸建住宅は減少したが,マンションが増加したため, 分譲住宅全体で増加となった。

【民間非居住建築物】

1.全建築物の着工床面積はは1,010万㎡、 前年同月比 2.0%減

  • 6か月連続の減少
  • 公共の建築主は57万㎡ (前年同月比 0.7%増、2か月連続の増加)
  • 民間の建築主は 953万㎡ ( 同 2.1%減、6か月連続の減少)

2.民間建築主

  • 居住用は598万㎡(前年同月比 10.9%増、15か月ぶりの増加)
  • 非居住用は356万㎡( 同 18.2%減、 先月の増加から再びの減少)

① 主な用途別(民間非居住用)

  • 鉱業、採石業、砂利採取業、建設業用は 8万㎡ (前年同月比 20.7%減)
  • 製造業用は 96万㎡ ( 同 5.0%増)
  • 情報通信業用は 2万㎡ ( 同 81.7%増)
  • 卸売業、小売業用は 55万㎡ ( 同 45.7%増)
  • 金融業、保険業用は 3万㎡ ( 同 7.6%増)
  • 不動産業用は 13万㎡ ( 同 37.5%減)
  • 宿泊業、飲食サービス業用は 19万㎡ ( 同 78.9%増)
  • 医療、福祉用は 25万㎡ ( 同 22.3%減)
  • その他のサービス業用は 43万㎡ ( 同 17.2%増)

② 主な使途別(民間非居住用)

  • 事務所は44 万㎡ (前年同月比 3.4%増、 2か月連続の増加)
  • 店舗は53 万㎡ ( 同 62.2%増、6か月ぶりの増加)
  • 工場は81 万㎡ ( 同 7.6%減、3か月連続の減少)
  • 倉庫は67 万㎡ ( 同 60.3%減、5か月連続の減少)

詳細はこちら(国土交通省ウェブサイト)

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  1. (例1)出所:助太刀総合研究所 【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  2. (例2)【2023年度】助太刀総研 建設業実態調査結果について
  3. (例3)助太刀