令和6年7月分 建設工事受注動態統計調査報告が発表されました
令和6年7月分 建設工事受注動態統計調査報告が発表されました
国交省は令和6年度7月分の建設工事受注動態統計調査報告を発表しました。
先日2024年度の建設投資の見通しについて公表していましたが、こちらは約1万2千事業者を対象に毎月行っている統計調査で足元の状況をタイムリーに把握するものです。
結果は以下のとおりです
受注高
- 7月の元請受注高は7兆2,121億円(前年同月比+33.4%)、下請受注高は3兆6,799億円(前年同月比+29.7%)
- 元請受注高は10兆8,919億円(前年同月比+32.2%)となり、その内訳は以下の通り
- 公共機関からの受注高は2兆2,245億円(前年同月比+15.3%)
- 民間等からの受注高は4兆9,875億円(前年同月比+43.5%)
- 元請受注高は10兆8,919億円(前年同月比+32.2%)となり、その内訳は以下の通り
民間の受注高が前年比較で大きく伸長しており堅調な需要がみられます。
地域別には、東北地域を除いたすべての地域で前年同月を上回り、関東圏、近畿圏は大きく伸長しています。
また民間工事のうち、受注高が大きいのは製造業の「工事・発電所」で5,080億円、「住宅」3,200億円、「事務所」3,015億円でした。
住宅の着工件数は下降トレンドですが受注高は依然大きな金額となっています
全体では4月から4ヶ月連続の前年超えとなっており大きな増加トレンドとなっています。
詳細資料はこちら
建設工事受注動態統計調査報告(令和6年7月分)
助太刀総研 運営事務局
Sukedachi Research Institute